この記事は建築学科に入りたての人や、これから入る人向けです。(もちろん、大学2,3年生も必見です)
建築学科に入ることが決まったけど、どの三角スケールが一番使いやすいの?
amazonで製図用品を調べたけど同じような商品がたくさんあって困る・・
「建築学科に入ることが決まったけど何を買えばよいかわからない」
「amazonで製図用品を調べたけど同じような商品がたくさんあって困る」
というお悩みを抱えた新入生もいるのではないでしょうか。
本ブログでは、そのような人たちのために、建築学科で勉強している我々が、
いままでの経験をもとに、買うべき商品を厳選してリストアップしています。
今回は、三角スケール30cm編です。ぜひご覧ください。
この記事を読んでわかること
- おすすめの三角スケール30cm
- 三角スケールの使い方
そもそも三角スケールって何?
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一言で説明すると、違う縮尺を即座に測ることができる便利な道具です。上の写真のように各面に2つの目盛りがついており、それが3面あるので6種類の縮尺の図面を測ることができます。
読み取る図面によって使う縮尺の面を変えられるため、一般の定規に比べて、素早く、正確に長さを測ることができます。
しかし学校の設計課題においては、ぶっちゃけ使う機会はほとんどありません。学校によっては複数買わされる所もあるようですが、1個あれば十分です。また、なくても定規で何とかなります。
「三角スケール」はどう使うの?簡単に紹介
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難しいことは何もありません。まず図面の縮尺を確認し、その縮尺に合う三角スケールの面を探して、図面に当て長さを測る。これだけです。
気を付けなければならないのは、うっかり図面の縮尺と三角スケールの縮尺のが合ってないまま使用してしまうことです。そうしてしまうと、実際よりも大きくor小さく読み取ってしまうので注意が必要です。
新入生必見!おすすめの三角スケールリスト
三角定規を選ぶ際の基準として、
- 軽いもの(利便性)
- プラスチック製でないもの(耐久性)
- レーザー印字のもの(耐久性)
が挙げられます。これから、おすすめの三角定規を紹介していきます。(※値段はお店やサイト等で異なる場合がございます。)
1位 シンワ測定 三角スケール 30cm
おすすめ度 | ★★★★★ |
使う頻度 | ★☆☆☆☆ |
値段 | 1500円 |
一般的に三角スケールは軽いほうが使い勝手が良く、シンワ測定の三角スケールは材質がABS樹脂製であり重さも58gと軽いのでおすすめです(100g以上のものが一般的)。また、プラスチック製のように落として変形する恐れもなく、耐久性も申し分ありません。
肝心の線も見やすく、値段も平均的で、手頃な商品と言えるでしょう。
2位 ステッドラー 三角スケール アルミ 30cm
おすすめ度 | ★★★★☆ |
使う頻度 | ★☆☆☆☆ |
値段 | 1800円 |
ステッドラーの三角スケールの良いところは、線が細く正確に測れるところです。また、目盛りの線がレーザー刻印されており、長く使っていても線の色が落ちずらいという特徴があります。さらに、アルミ製は変形がしずらく、他のプラスチック製・ABS樹脂製・竹芯製に比べて圧倒的に長持ちします。
しかし、他の商品に比べて少し重く、使い勝手の面では劣るかもしれません。それでも大学卒業後も長く使う予定があるならば、耐久性の面でも金属製のコクヨの商品がおすすめです。
実務では必要性大
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学校の設計課題ではそこまで多用しない三角スケールですが、職業によっては欠かせないものになる可能性があります。具体的にどの職業で必要になるかというと、
- 建築士
- 不動産にかかわる仕事
- 土地家屋調査士
など常日頃から仕事で図面と向き合う必要がある仕事です。
図面を作る時だけでなく、打ち合わせの時や現場で図面を読み取る時に、三角スケールをサッと取り出して測る機会がたくさんあり、かなり使用頻度が高いそうです。
また、上記に述べた以外でも三角スケールを多用する仕事はたくさんあると思われます。そのため、将来これらの職業に就きたいと考えている人は、今のうちに買っておいて慣れておくのも良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。三角スケールは設計課題の必須アイテムではないですが、将来的に必要になる可能性のあるアイテムです。皆様がご購入される際の参考になれば幸いです。
また、他の記事では、三角スケール以外にもおすすめの商品を紹介しています。ぜひご覧ください。
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