この記事は建築学科に入りたての人や、これから入る人向けです。(もちろん、大学2,3年生も必見です)
建築学科に入ることが決まったけど何を買えばよいかわからないや・・
amazonで製図用品を調べたけど同じような商品がたくさんあって困る・・
「建築学科に入ることが決まったけど何を買えばよいかわからない」
「amazonで製図用品を調べたけど同じような商品がたくさんあって困る」
というお悩みを抱えた新入生もいるのではないでしょうか。
本ブログでは、そのような人たちのために、建築学科で勉強している我々が、
いままでの経験をもとに、買うべき商品を厳選してリストアップ&ランキングしています。
今回は、三角定規編です。ぜひご覧ください。
この記事を読んでわかること
- おすすめの三角定規
- 三角定規の使い方
- 手入れ方法など
はじめに
はじめに簡単な用具の説明を行います。
基本的な機能としては、中学・高校の数学で使用したものと何ら変わりません。しかし、新しく製図用の三角定規を購入することをお勧めします。
なぜなら、中学・高校で使用する三角定規は、筆箱に入る仕様になっており、大きさが小さかったり厚さが薄かったりと、サイズ的に製図に向かないものが多いからです。
「三角定規」はいつ使うの?どう使うの?簡単に紹介
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このように製図台に乗せて使います。製図台と組み合わせることによって、わざわざ印をつけたりしなくても、正確に直角な線を引くことができます。
建築学科では、最初にトレース課題(お手本の図面を自分の手で一から真似して線を引いていく課題のこと)があるのですが、三角定規はここで絶対に使うことになるでしょう。
トレース課題では、線の太さ・綺麗さなど、お手本の図面にどれだけ近づけて再現できるかが評価の分かれ目になります。そのため、線の角度が明らかにずれていたり、汚い線は減点対象です。また大学によっては、後の課題でも図面を手書き指定されることがあるので、良いものを買っておいたほうが良いと思います。三角定規は設計製図の課題では必須アイテムと言えるでしょう。
新入生必見!おすすめの三角定規ランキング
三角定規を選ぶ際の基準として、
- 透明で色がついていないこと
- 目盛りがついていること
- ある程度大きいこと
が挙げられます。これから、おすすめの三角定規を建築学生がランキング形式で紹介していきます。(※値段はお店やサイト等で異なる場合がございます。)
1位 ドラパス 三角定規 目盛付 18cm
おすすめ度 | ★★★★★ |
使う頻度 | ★★★★★ |
値段 | 600円 |
この商品のようにある程度大きくて、目盛りがついているものをお勧めします。ドラパスの三角定規は他のものよりも若干安くて使い勝手が良いというメリットがあります。
大きさが何種類かありますが、18センチのものが良いでしょう。
三角定規は小さすぎると、長い線が引けないので、重ね書きする羽目になり、線が汚くなってしまう恐れがあります。
2位 ステッドラー マルス 三角定規 18cm
おすすめ度 | ★★★★☆ |
使う頻度 | ★★★★★ |
値段 | 720円 |
初心者から上級者まで幅広く愛用されているステッドラー社の三角定規です。
生協で一般的に売られているもので、筆者が使用しています。
透明で目盛りはついていないため、線を引く際に、定規で覆った部分が良く見えるというメリットがあります。
しかし、例えば直角に2センチの線を引きたい場合、普通の定規と併用しなければならないというデメリットもあります。やはり、三角定規に目盛りはついていたほうが良いです。
3位 Jimjis 三角定規 30cm
おすすめ度 | ★★★★☆ |
使う頻度 | ★★☆☆☆ |
値段 | 1200円 |
Jimisの三角定規は、分度器と雲形定規の機能が付いているため便利です。しかし、長さは30センチと普通の三角定規よりも大きめで、短い線をたくさん書く分には大きすぎて使い勝手が悪いです。
しかし、普通の三角定規だけでは一気に長い線を引きたいときに短くて不便を感じることがあるので、必須ではありませんが普通の大きさのものに加えて、大きいものを予備として買っておくのも良いかもしれません。
詳しい使い方(三角定規を上手く使おう)
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このように直角に線を引くときに使います。製図版の大きさA2に対して、大分大きさが小さいことがわかると思うので、大きいものを選びましょう。(大きすぎると、逆に扱いにくいので注意が必要です)
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透明な三角定規を購入してしまった方は、普通の定規と併用しましょう。こうすれば縦に引きたい長さの線を引くことができます。(三角スケールと併用することで、縮尺を計算せずにすぐに引くことができます。三角スケールについてはこちらをごらんくださいリンク)
手入れ方法
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製図をある程度の時間進めていくと、定規に黒鉛が付着してきます。
そのままにしておくと、紙が黒鉛だらけで汚くなってしまうので、定期的にティッシュや布などで拭くことをお勧めします。
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また、1年も使っていると、このように直線の部分が欠けてしまう場合があります。その時は、買い替え時だと思ってください。
まとめ
いかかでしたでしょうか。三角定規は、最初のトレース課題から多用することになるであろう必須アイテムです。よって、お金を出し渋ることなく、より良いものを選びましょう。皆様がご購入される際の参考になれば幸いです。
また、他の記事では、三角定規以外にもおすすめの商品を紹介しています。ぜひご覧ください。
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